なぜナイアガラでカジノ?
皆さんの中には、ナイアガラでカジノがお楽しみいただけることをご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、そもそも
なぜナイアガラでカジノなのか、ご存知でしょうか。
ことのきっかけは1969年にカナダの刑法が改訂され、スロットやロト(宝くじ)などから集められた寄付金を、政府が受け取ることを合法と定めたことが挙げられます。現に、1976年に開催されたモントリオール・オリンピックも、ロトの収益金が寄付されたとされています(それをもってしても結果赤字となってしまい、オリンピック終了後の数十年、負債返済のために税金が使われたという余談もあります)。
それ以来カナダ人のカジノに対する考えが非常に肯定的になり、今日では、カナダの至るところでチャリティー活動や、それ以外にもレジャーとしてカジノが楽しまれています
また、刑法改定後、ナイアガラの滝周辺の先住民である
セネカ族が自身のカジノを経営する権利を訴え、80年代後半にアメリカの最高裁判所がそれを認可したことから、セネカ族をはじめとする先住民がナイアガラの滝周辺のカジノ運営に関して大きな役割を持つこととなります。
後に建設されたナイアガラ最大のカジノ併設ホテルの1つ「
セネカ・ナイアガラ・リゾート&ホテル」は、彼らの名にちなんだネーミングとなっています。せっかくナイアガラの滝までくるなら、カジノをやってみたい!そんな方必見です!
ナイアガラのカジノ|基本情報
営業時間 |
24時間営業 |
年齢制限 |
19歳以上 |
ドレスコード |
シャツ・靴の着用の義務
※水着での入場不可
※他人に不快を与えるような文言が記載された服などは禁止されています |
館内 |
カメラ及びビデオ撮影禁止携帯電話は不可 |
喫煙について |
2006年5月より全館禁煙 |
飲酒について |
政府の規制によりアルコール入り飲み物は午前11時から午前1時50分まで提供されていますが、ソフトドリンクは24時間お召し上がらいただけます |
カジノがあるホテル
ナイアガラの滝周辺にある大きなカジノの2つは
基本情報の項目でご案内いたしましたが、カジノを併設したホテルも複数ございます。
一晩中カジノをお楽しみいただいた後、帰りを心配することなく同じ建物の中のお部屋に戻れることができたら、かなり楽!
ここではそんな便利なホテルを
3つご案内いたします。
1 ナイアガラ・フォールズビュー・カジノリゾート
カナダ側の2大カジノのうちの1つで、2004年まではカジノ単体で営業していたため、宿泊施設はかなり新しく、その他にもスパやブティック・レストランと家族みんなで楽しめるスポットとなっております。18600平米の敷地内には、バカラをはじめとしたテーブルゲームや、$0.01-$100までの13種類3000台からなるバラエティに富んだスロットの数々を完備しています。かなり基礎的なポーカーや複雑なゲームまで、様々なカジノゲームがお楽しみいただけます。
2 セネカ・ナイアガラ・リゾート&ホテル
2002年オープンの比較的新しい、ニューヨーク側に位置するこのカジノホテルは、郊外では最大規模のカジノホテルです。99台ものゲームテーブルや4,200台以上のスロットマシーンを完備しているほか、18歳以下のお子さんも保護者の同伴があれば24時間入場できるゲームセンターも備え付けられています。客室も604室あり、たくさんの部屋からナイアガラの滝がご覧いただけます。また、ステーキやイタリアン、日本食やフードコートなど、様々なお食事を、4種類のバーでお酒もお楽しみいただけます!
3 ヒルトン・ナイアガラフォールズ
世界規模で展開している安定したクオリティーのホテル。多くの客室からナイアガラの滝が見えるのはもちろんのこと、実はこのホテル、1の
ナイアガラ・フォールズビュー・カジノリゾートのカジノと直結しております!寒い日冬の日も暑い夏の日も、1年中冷房/暖房完備の環境で、どの季節に行ってもカジノをお楽しみいただけます!
代表的なカジノのゲーム
さて、基本的な情報を抑えたところで自信満々にいざカジノへ出陣!
のはずが、カジノのゲームを全く知らない…(汗)
そんなお客様は必見!ここで基礎的なカジノゲームのルールを抑えて行けば、初心者でもお楽しみいただけます。ここではテレビで見たことある、あるいは名前を聞いたことがある、そんなベーシックなゲームをご紹介いたします。
ルーレット
これ、映画で見たことある!という方もかなり多いのでは?なんとなく想像がつくかと思いますが、ルーレットを回して、ボールがどこに入るかを賭けるゲームです。色と数字を組み合わせたり、色と色、奇数と奇数、など、様々なバリエーションを賭けることができ、難しいルールがないので、これこそまさに運任せ!賭けたい分のチップを賭けたい数字・色の所へ置き、ディーラー(ルーレットを仕切っている人間)が「ノー・モア・ベット(No More Bet)」という前であれば、ボールが投げ込まれる前でも後でも、自由に賭け先を変えることができます。
バカラ
歴史は非常に深いですが、テーブルゲームの中で最も簡単だともいわれる、特に技術がなくても楽しめるカードゲームです。ルールはいたってシンプル。ディーラーがプレーヤーとバンカーという架空のキャラクターに2,3枚カードを渡し、その合計金額の1ケタ台がより大きい方はどちらか、を観ているあなたが賭ける、というゲームなので、1/2の確率で当てるというコインフリップに賭ける感覚に近いゲームです。客はカードに触れることもなく、ただゲームを傍観する形で賭けに参加していることになります。下記の例をご参考ください。
(例)
バンカーの持ちカード :2+5+12=19
プレイヤーの持ちカード:1(A)+6+9=16
※J,Q,Kは0とカウントされます!
バンカーの1ケタ台の数字がより大きいので、バンカーにかけていれば勝ち!
クラップス
サイコロ2つをプレイヤーが振って、その出た目の合計や組み合わせを賭けるというゲームです。通常はディーラーがサイコロを投げたり、カードを引いたりしますが、このゲームではプレイヤーがさいころを投げることができるので、ゲームに参加している実感がわくゲームです!