トロントは
カナダで最も人口の多い街で、北米ではニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴについで4番目に大きな都市です。
世界中の人がこのトロントに移り住み、現在も多様な国の文化が街のあちらこちらで見ることが出来ます。
そんなカナダの情報をご紹介いたします。
トロント基本情報
多様な文化が調和した
コスモポリタンシティと言われており、ギリシャタウン、リトルイタリー、チャイナタウン、コリアタウンなど、街へ一歩繰り出してみると、街の様々な場所で多様な融合した文化を垣間見ることができ、トロントにいるだけでまるで世界中を旅しているような気分を味わえる場所です。
Toronto city, Ontario, Canada |
1793年8月27日
市制は1834年3月6日から |
英語(公用語ではないがフランス語も使用される) |
630.2 km²
南北の長さは最大21km、東西の長さは最大43km
湖岸の全長は46km
トロントの面積は東京都23区の面積621.49kmとほぼ同じくらいです。 |
亜寒帯湿潤気候(Dfa)に分類される。夏は暑く湿度があり、冬は一般的に寒い |
約2,790,000人 |
トロント・ピアソン国際空港(空港コード:YYZ) |
4,000,000人以上 |
+1-416、+1-647 |
https://www1.toronto.ca |
トロントの位置
そもそもトロントがどこにあるかご存知でしょうか。
トロントはオンタリオ州にある大都市で、ナイアガラの滝にも近い、カナダの東に位置します。
カナダのトロント地図を御覧ください。
トロントとはどのような街か
トロントは北米でも4番目に大きい都市ですが、どんな街なのでしょうか。
トロントはカナダ経済の商都であり、金融や経済、電気通信、航空宇宙、運輸、メディア、芸術、映画、テレビ局、出版、ソフトウェア、医療研究、教育、観光、スポーツなどの産業基盤が発達している。国内企業の本社や多国籍企業が多く入っており、世界第6位の規模を持つトロント証券取引所(TSX)があります。
スポーツでも様々なプロチームが本拠を構えており、
トロント・メープルリーフス(NHL / アイスホッケー)や
トロント・ブルージェイズ(MLB / メジャーリーグベースボール)、
トロント・ラプターズ(NBA / バスケット)、
トロント・アルゴノーツ(CFL / カナディアンフットボール)、
トロントFC(MLS / サッカー)などがあります。
カナダの多くのプロチームは、アメリカとカナダを併せた北米のリーグに所属するチームとなっています。
かつて世界で最も高い建物であったCNタワーは、トロントの遠景を象徴する建築物になっており、弊社でもこのCNタワーからの夜景とCNタワーにある360度回転レストランにてディナーをお楽しみいただける「
CNタワーと豪華ディナーツアー」 、「
電車と徒歩で行くCNタワー夜景ディナーツアー」の2種類をご用意しております。
文化面でも国際的に重要な役割を果たしていて世界クラスの博物館や美術館、劇場、フェスティバルなどが多くあり、トロントは見所が満載な都市だとわかります。毎年トロントで様々なイベントが予定されていて、それを目当てにトロント観光に来る方も多くいます。
カナダに入ってきた移民を多く受け入れていることを反映して、トロントは多文化的かつ人口構成も国際色豊かであるが、
犯罪発生率は低く、街は清潔で、人々の生活水準も高いため、世界で住みやすい都市の一つとして知られています。大都市の象徴として、日本の領事館もトロントに置かれています。
また2006年、トロントはカナダ国内で最も生活費が高い都市にランクされ、2007年にイギリスの経済雑誌によってトロントはシカゴに次いで北米内で2番目に将来性のある大都市として評価されたことも。
トロントに住む人々は「トロントニアン(Torontonian)」と呼ばれ、狭義ではトロントで生まれ育った人々のみを指す。
ニューヨークの「ニューヨーカー(New Yorker)」のようなイメージです。
トロントは北米ではニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴについで4番目に大きな都市ということもあり、トロントは観光地の宝庫と言えるでしょう。
世界中から人々が移り住み、多様な国の文化が町のあちらこちらで見られ、見る人を飽きさせません。
ナイアガラの滝を始め、かつて世界一高いと言われたCNタワー、アイスホッケーやNBAが観戦できるエアカナダセンター、
大都会の中にあるお城「カサロマ」、メジャーリーグ観戦が出来るロジャース・センター、大都会からフェリーで15分の都会のオアシス「トロントアイランド」、ヒッピーな雰囲気の漂う独特なエリア「ケンジントンマーケット」等、まだまだ沢山ございます。
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カナダのほとんどの地域は、北海道より北に位置していますが、トロントは、隣接するオンタリオ湖の影響もあり、カナダの他都市より比較的日本に近い気候の変化と言えます。トロントの四季は、はっきりしていますが日本のような梅雨はありません。
地理的にもカナダ東部には、トロントをはじめ、オタワ、モントリオールがあり、アメリカのニューヨーク、シカゴ、ワシントンD.C.とも比較的近くに位置しています。そのため、飛行機、バス、鉄道を利用して容易に旅行にも出かけられるのが特徴です。勿論トロントからニューヨーク行きのバスも出ており、約10〜12時間で移動が可能です。
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トロントは、歴史的にも様々人種の移民が移り住んでおり、様々な宗教があるにも関わらず、イギリス誌・エコノミストの最も住みやすい都市ランキング(2016)で4位にランクしました。北米都市の中でも重犯罪が少ない安全な都市ですが、実は犯罪発生率は日本に比べて3倍と言われています。
海外旅行では鉄則ですが、これはトロントでも漏れること無く、自分の荷物などは肌身離さずしっかりと管理し、なるべく人通りの多いメインストリートを歩き、人通りの少ない脇道や夜の一人歩きはなるべく避けるように心がけましょう。また、夜間の移動はバスではなくタクシーに乗ることをお薦めします。
その他の個別の地域の治安やトロントの文化についてもご案内いたします。
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トロントはカナダ第一の都市ということもあり、世界中から人々が集まります。その為トロントの国際空港や鉄道が発達しており、毎日世界中から、世界中へと人々が流れております。
アメリカまでも車で約2時間で入国でき、西部へは大陸横断鉄道が走っております。
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トロント旅行におすすめの日本人でも安心して利用できるホテルを、わかりやすく日本人目線で厳選して紹介しています。
リピーターも必見。トロントのダウンタウン地区にある定番ホテルから以外と知らないホテルを紹介します。
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カナダ留学と言えばバンクーバーかトロント
そもそもアメリカでなくてなぜカナダに留学するのか?
英語圏の語学留学で常時トップ3の人気を誇るとにかく住みやすいバンクーバーと、人が優しくて有名なトロントを比較してみましょう。
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トロントと日本のあれこれ
トロントから日本の東京までの距離
日本の東京からトロントまでの距離は10,363km(直線距離)です。日本の本州(山口県↔青森県)を4往復以上する距離です。
ちなみにニューヨーク、マンハッタンからの距離は551 km(直線距離)
トロントと日本の時差
日本のほうが時間が進んでおり、時差はサマータイム13時間(日本が13時間進んでいます)
冬季は14時間(トロントの時間が14時間送れいています。)
カナダのトロントの時差
ちなみに、カナダの時差はトロントとバンクーバーでは異なります。
カナダ全土は、6つの時間帯に分かれており、バンクーバーとは3時間異なります。
例えばトロントの現在時刻がお昼の12時の場合、バンクーバーは朝の9時です。
トロントと日本の友好都市
神奈川県相模原市です。もともと相模原市の友好都市であったカナダ・スカボロー市が1998年1月に、近隣の5つの市と合併し、「トロント市」になりました。その際、相模原市とトロント市は協議の結果、友好都市関係を継続することになり、今後、教育・文化・スポーツ・経済など、様々な分野での交流を進めています。
日本からトロントまでの行き方
トロントへの直行便:成田空港からトロント・ピアソン国際空港まで約11時間50分
アメリカのデトロイト経由(乗継)でトロントへ:約13時間~14時間
※ちなみにニューヨークからトロントまではアムトラック(Maple Leaf号)や、バスで行けます。また、バスで一気にナイアガラの滝まで行けるで
ニューヨーク発ナイアガラの滝バスツアーもあります。
トロントの教育
トロントには公立と私立の教育機関が多岐に渡ってあり、トロント教育委員会(Toronto District School Board)は451の公立小学校と102の中学と高校を運営しています。これはカナダ国内で最も大きな規模を持つ教育委員で、これにロマン・カトリック系の公立学校を運営するトロント・カトリック教育委員会(Toronto Catholic District School Board)がある。フランス語教育の公立学校を運営する教育委員会もあり、オンタリオ教育委員会(Conseil scolaire de district du Centre-Sud-Ouest)とオンタリオ・カトリック教育委員会(Conseil scolaire de district catholique Centre-Sud)がその役割を担っており、そのほか、多くの私立学校があります。
また、高等教育機関としてトロント内に設立されている州立大学は全部で4校あり、アルファベット順に並べると、オンタリオ美術デザイン大学、ライアソン大学、トロント大学およびヨーク大学があります。
これらの大学とは別に学位が取得できるコミュニティ・カレッジが5つあり、これはセネカ・カレッジ、ハンバー・カレッジ、センテニアル・カレッジ、シェリダン・カレッジ、ジョージ・ブラウン・カレッジです。トロント王立音楽院のグレン・グールド学校は、代表的な音楽学校の一つで、カナディアン・フィルム・センターは映画、テレビ、メディアの専門学校で映画製作者であるノーマン・ジュイソンによって設立されました。
トロント公共図書館は国内で最大規模の公共図書館システムを構成しており、99の図書館と1,100万冊以上の書籍所蔵数を持ちます。
トロント観光情報
トロントへの観光者数及び観光による消費額
トロントを訪れる観光客数はここ数年連続で増加し続け、トロント観光局は、2015年には万人の宿泊客を記録したことを発表しました。それに加え2,600万人が日帰り旅行でトロントを訪れ、合計すると年間4,040万人がトロントを訪れたことになります。観光客のトロント滞在中の消費額は72億カナダドル(6400億円 / 2017年7月現在)に達します。
アメリカや海外からの訪問客が継続して増加し、海外からトロントへの観光客は400万人超えます。アメリカからの宿泊旅行者は258万人に達し、トロントでの消費額は13.2億カナダドルにおよびます。中国や英国といった海外からの旅行者は175万人で、15.9億カナダドルの観光消費額を記録しました。
日ごとに見てみると、毎日110,000人の観光客がトロントへ訪れます。内、38,000人はホテルに宿泊します。
平均で6,800人のアメリカ人旅行者が訪れ、外国からは5,800人の訪問者が毎日トロントを訪れています。
日本人のトロント旅行・生活のバイブル『TORJA』は要チェック
TORJAとは2011年7月に創刊されたカナダ・トロントと日本の架け橋となる情報を日本語で伝える、カナダ・トロントの生活情報サイトです。カナダおよびトロントに飛び交う旬の情報や衣食住を中心としたトレンドを紹介するライフスタイル情報を中心に、多くの日本人に役立つ、医療・教育・金融・ビザ・法律・不動産などのリビング情報までカバーし、毎号68ページ、幅広く60以上のコンテンツで構成される月一で刊行されるオールカラー・マガジンです。
ここでトロント旅行、生活で必要な情報を予めチェックしていくのはとてもお勧め。TORJA編集部によるトロントのブログも掲載されておりますので、最新のトロント情報を見ることが出来ます。
TORJAは
こちらからチェック頂けます。
また、他にも
トロント観光局も日本語でトロントの観光情報やトロントの観光ブログを紹介しておりますので是非ご活用下さい。
その他、ナイアガラの滝やトロントに実際に旅行した方の生の声が見られる
ナイアガラ旅行掲示板もぜひご覧くださいませ。お客様ご自身も実際にご質問やご意見など掲載可能でございます。
カナダのその他の観光地
カナダの見どころ他にもあります。カナダに旅行する方の中には、
カナダ3大都市めぐりがゴールデンルートの一つとなっております。
①トロントから近くの
ナイアガラの滝、街を散策 → ②イエローナイフでオーロラを見る → ③バンクーバーで街を散策。
イエローナイフ
一生に一度は訪れたいと言われるイエローナイフはオーロラが見られる名所として知られています。
カナダ北西部ノースウェスト準州の州都であるイエローナイフは、北極圏に近く冬の天候が安定していること、オーロラが多く発生するオーロラベルトの真下に位置していることから、世界屈指のオーロラ遭遇率を誇ります。
その確率は、3日間の滞在でなんと95%!世界中から多くのオーロラハンター達が集まることで知られています。
オーロラの発生条件は「天気が良く、雲がないこと」「空が暗いこと」「太陽活動が活発であること」の三つとなっております。
バンクーバー
大自然が残っていて都会としての魅力を併せ持った美しく融合した都市として世界的に知られているバンクーバー。海に囲まれ、すぐ北にはコースト・マウンテンズの山々が連なる絶好のロケーションにあるこの街は、太平洋へのゲートウェイとして現在も人気です。
カナダでは温暖な気候と周囲の雪山の美しさでも有名です。バンクーバーは様々なアクティビティを1年を通して楽しめる最適な立地条件でスキー、午後はセーリングが1日で体験出来てしますような理想的な街です。旅行者にとっても、自然環境と洗練された世界トップクラスの都市生活を体感できる魅力的な都市です。